眠れぬ夜がまたやって来るぜ「マックス・ペイン モバイル」 iPhone/iPad
![]() | ![]() マックス・ペイン モバイル (開発:Rockstar Games) iPhone/iPod Touch/iPad 悲壮ストーリーを描いたシネマティックアクションゲーム。 |
NYを舞台にしたハードボイルドを堪能しまくれ
2012年4月12日にRockstar Games(アメリカ、ニューヨーク)からリリースされたアクションシューティングゲーム「マックス・ペイン モバイル」をプレイしたので紹介します。価格は250円で、iPhone/iPod Touch/iPad対応のユニバーサルアプリです。2001年7月に米国で発売されたPCゲームMAX PAYNEの移植タイトルです。
尚、この記事はiPad2でプレイしたレビューとなります。
元祖ハードボイルド、シネマティックアクション
殺人の濡れ衣を着せられ、警察やマフィアに追われる身となった、元NY市警の潜入捜査官マックスを中心に物語は進んでいきます。ゲームの内容は3Dアクションシューティングゲーム。マックスを操りマフィアとの戦いを繰り広げていきます。多彩な銃と鈍器が登場しますが、スナイパーライフルを除いて三人称視点。難しい操作は要求されず力技中心で進めることができます。マックス、結構な無双っぷりです。高いところから落ちると死んじゃいますけど。

音声も挿絵もすべて日本語ローカライズ済み
すべて日本語で遊べるので、ストーリーを100%堪能できます。ちなみにマックスペイン役の声優は小杉 十郎太さん。ハードボイルドです。

ピンチはバレットタイムで切り抜ける
映画「マトリックス」でお馴染みのバレットタイムをゲームに再現させています。バレットタイムを使えば多数が相手であっても華麗に銃弾を回避しながら敵を一掃できます。
他にもステージによっては最後の一人を倒すとバレットタイムがかかったり、スナイパーライフルで銃弾を敵に命中させたときにもバレットタイムがかかる。このときのカメラワークもまたかっこいい。

グラフィックは及第点レベル
流石にインブレのような超豪華なグラフィックとまではいきませんが、個人的にはまったく気にならない水準。むしろ細かなところまで描写されていて、優秀なほうだと思いますけどね。でも人によってはこのグラフィックを不満に感じるかもしれませんね。強いて言えば、私が気になったのはマックスの不敵な笑みのみでしたが。これがまた怖い。

星5評価(激しく面白い!)
こういうのってどーせ昔プレイした人が思い出補正全開で遊ぶゲームなんだろうなと思いつつ、半ば渋々プレイ開始。なにこれ凄い面白い。ゲームを盛り上げるのはハードボイルドな主人公マックスを中心に進展するドラマティックな物語。それも吹き替え、挿絵すべて日本語ローカライズ済みという超豪華仕様で楽しめる。
操作性は申し分なく、高度なプレイヤースキルを要求されないシンプルな内容。特長的なのは映画マトリックスでも使われたバレットタイムをゲームに再現している点。カメラワークがイチイチかっこいいです。
グラフィックはちょっと残念で(マックスは終始ニヤニヤしてるし)近年の豪華グラフィックゲームファンにはイマイチかもしれない。プレステ、セガサターンあたりのゲームを経験している人なら問題ないと思います。それから暴力的表現が満載なので、そういうのが苦手な方にも不向き。
この超豪華内容で(多言語ローカライズ、ユニバーサルアプリ)、250円なんて安すぎます。いくら移植タイトルとは言え1200円とか2000円でも驚かない。こういうのがたまに出てくるからiOSゲームからは目が離せないんだ。
ダウンロード(iTunesが起動します)
マックス・ペイン モバイル 250円(ユニバーサルアプリ)
iPadユーザーならとりあえず買うべきです。*アプリ価格・仕様は記事作成時(2012/04/17)のものです。最新情報はiTunesストアにてご確認下さい。
カテゴリ:アクション
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