Ringonokoto:)

ゲームの世界観に魅せられる、純和風ノベルアドベンチャー

2009年12月17日にAlthi（日本、福岡）からリリースされたノベルアドベンチャーゲーム「うたかたのそら」をプレイしたので紹介します。価格は450円で、iPhone/iPod Touchに対応しています。


グイグイのめりこんでしまう。

夜更かしすること間違いなしの物語

はじめること10分。あっという間に物語の世界の虜となる。
エンディングまではおよそ2-3時間で、ボリュームはそこまで多くはない。
6年前、事故で親しい従兄弟を無くした主人公。図らずしもその事故の真相を辿ることになる。そして知ることとなる隠された悲しい真実。
物語のカギを握るのが着物姿の一人の少女。果たして彼女の目的とは何か。そして訪れる衝撃のラスト。
空いた時間に楽しめる、心の隙間を少しだけ埋めてくれる魅力的な作品でした。ちょっとせつないけど。
　

読者を待ちうける謎解き要素

物語が面白すぎて、魅力の一つであるはずのアドベンチャーゲーム要素の存在が、いじわるとしか思えない。。一気に読破したい方にはストレスに感じるかもしれない。
一応ヒントが用意されているので、それほど支障はないけれどヒントを使える回数が限られていて、それ以上は追加アドオン購入が必要。なんとも言えない課金形態です。攻略情報の提供は開発元に訴えられそうなので自重します。
　

星5評価（オススメ）

ストーリー性の高いノベルアドベンチャーゲーム。読み物としても楽しめる。おまけ程度の謎解き要素もあるが、物語に集中するあまり邪魔に感じることも（ヒントが用意されているものの制限あり）。操作性にやや難を感じるが、それを差し引いても十分に満足出来る作品。
でも悪く言えばゲームとしても読み物としても中途半端な作品と言えるので、普段あまり読書をしない人向けの作品かな。

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