メモリ開放に効果はあるがやや遅いですね
iPhoneのメモリをお掃除するメモリクリーナーアプリ「Process Killer」を使ってみたので紹介します。開発はロシアのAeonika、価格は85円で、iPhone/iPod Touch/iPad対応のユニバーサルアプリです。マルチタスク機能によりメモリを消費しているアプリを落とすことでiPhone/iPadを高速化するアプリです。操作は簡単で、アプリを起動したら下方向にフリック操作するとメモリ清掃が開始します。効果のほどを、同じメモリクリーナーアプリの
Memory Status(日本製)と比較して検証してみました。
まずメモリ開放前の状態にて、Process Killer(左)とMemory Status(右)にて状態を確認。若干の違いはあるものの全体の傾向としては近い数値を示しています。(Wiredに差が大きいのはなぜでしょう?)
Process Killerにてメモリ清掃後の状況です。Memory StatusでもFreeメモリは近い数値を示しています。Process Killerでのメモリ開放は効果があると言えますね。
アメリカのiTunes Storeでは、詐欺アプリとしてレビュー報告をされている方を多数みかけましたが、上記検証では効果はあるようです。
ただし、Process Killerはメモリ清掃中に頻繁に落ちます。落ちますが、メモリは開放されているので作業自体には問題はないようです。私使い方を勘違いしていました。iPhone本体を振ることでカミカゼモードとなりアプリを落とせるようです。これによって最後はProcess Killerも落ちるために、アプリが強制するとのことです。振りまくることでMobileMail/MobilePhoneも落とせ、さらにFreeメモリを稼ぐことが可能です。う~ん確かに高速化するけど、時間かかるし振るのはめんどくさい・・・。
また、マルチタスクリストにはアプリ表示がまだ残っていますが、メモリ上では落とされているようで前回の続きから再開は出来ませんでした。一応役割は果たしてくれるアプリではあるため、ネーミングとユーザーインターフェースデザインが気に入った方は使ってみても良いと思います。特別革新的な何かがあるわけではありませんけどね。ユニバーサルアプリなので、iPadでも最適状態で起動しますよ。
ダウンロード(iTunesが起動します)
*アプリ価格・仕様は記事作成時(2011/12/07)のものです。最新情報はiTunesストアにてご確認下さい。
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