【レビュー】逆TDゲーム「Anomaly Warzone Earth」 iPhone/iPad
![]() | ![]() Anomaly Warzone Earth 開発:11 bit studios(ポーランド) 価格:170円 iPad版350円 リリース日:2011年8月11日 内容:SFの世界を舞台にした逆タワーディフェンスゲーム。 |
逆タワーディフェンスゲームです
話題の逆タワーディフェンスゲーム「Anomaly Warzone Earth」をプレイしてみたので紹介します。海外レビューサイトでは揃って高い評価をされているこちらのゲーム。日本のiTunes Storeでの評価も上々で、多くのゲーマーが認める内容であると言えるでしょう。ただ一つだけ注意したいことがあり、逆タワーディフェンスと言われたらタワーディフェンスっぽい内容なのかな~と連想すると思いますが、実際には異なる内容なので、変に爽快なフルボッコプレイを想像すると肩透かしを食らうことになりますのでご注意ください。このゲームは自分がフルボッコにされるゲームです(笑)

▲逆タワーディフェンスの言葉の通り、設置されたタワーの中を進行して行きます。
SFの世界が舞台となっているため雰囲気はSentinelに似ていますが、Sentinelはタワーを建てて進行してくる敵を迎撃する内容でしたが、Anomalyでは設置されているタワーの中をプレイヤーが進行して行くゲームです。そのため、進行ルートの設定、進行中のユニットの回復や補助、アップグレードをプレイヤーが操作していきます。Sentinelなどとはまったく異なるゲームシステムになっており、購入前にはこれを理解しておくべきでしょう。
ゲーム中に流れる英語でのボイスメッセージ「Enemy eliminated!」とか「Good one!」が臨場感を高めていて良い感じですね( ´ ▽ ` )

▲敵タワーの配置、方向を見極めて進行ルートを決定します。
進行中にルート変更することもできます。
敵タワーの種類によって攻撃方法が異なるため、これを見極めながら進行ルートを設定しましょう。たとえば前面方向にレーザー砲を照射してくる敵は真っ正面から進んでしまうと、味方ユニットはひとたまりもありません。進行ルートの設定がこのゲームでは非常に重要な役割になってきます。

▲進行ユニットは様々な特徴あるユニットから選びます。最大6ユニットから選べますが、先頭には防御アーマーの高いユニットを置いたりと配置にも工夫が必要になります。
ユニットの種類はステージ攻略するにつれて増えていきます。個性あるユニットから最適な組み合わせと配置を見つけていくのも醍醐味になりそうですね。敵から頻繁に狙われることになる先頭に防御アーマーの低いユニットを置いてしまうと、敵タワーからの攻撃への対応に追われることになるため考えながら工夫していきましょう。
ゲームとして見ると逆タワーディフェンスの名前の通りの内容ですが、一般的なタワーディフェンスゲームと大きく違う特徴として挙げるとすれば、プレイヤースキルが問われるということでしょう。
一般的なTDゲームの中にはアイテムやスキルによるプレイヤーの介入があるものもありますが、どれも攻撃に専念する内容になっています。しかしながらAnomalyの場合は攻撃はユニットが自動的に行うため、いかに味方ユニットがやられないように回復、補助によってプレイヤー介入できるかが重要になっています。この意味ではプレイヤースキルが問われる内容とも言えると思いますね。リアルタイムに画面がスクロールしていく戦略シミュレーションと表現したほうが分かりやすいかも。
このような理由から、一般的なRTSゲームと比べるとやや敷居が高い内容であり、ライトゲーマーさんにとってはちょっと疲れる仕様になっています。この辺を理解した上で購入するべきでしょうね。
まとめ


Anomaly Warzone EarthをiTunes Storeでダウンロード
- 価格:170円
- Game Centerに対応しています
- カテゴリ:ゲーム
- サイズ :108MB
- 言語:英語
- 条件: iPhone 3GS、iPhone 4、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代) および iPad 互換 iOS 3.1.2 以降が必要
iPad版Anomaly Warzone Earth HDは350円です。
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